まさかの再入院
その日は日曜日だったので、
受付もガランとしていた。
問診票を記入し、待つ。
スタッフが来る。
スタッフ「まず安静よ~~」
産婦人科の待合室。
名前を呼ばれ、
診察室に入る。
スタッフ「入院してたの?!」
私「退院したばっかりで…」
スタッフ「そりゃ来てよかったわ。」
そーでしょ!来てなかったら、どうなってたか…
診察室に入る。
先生「いつくらいに出血したの?」
持参したナプキンを見せる。
先生「けっこう出血したね~」
色は、赤黒い。古い血のようだった。
半泣き状態の私。
だって、普通の妊婦と一緒って言ったじゃん。
なんで?なんで?なんで?
なんで出血するの…?!
今朝出血してからの経緯を説明。
そして内診。
こわい…
赤ちゃん、生きてて。
この時のクスコがめーーーっちゃ痛かった。
下手くそ!!!!
それはさておき。
先生「赤ちゃんは元気ですよー」
超音波も、隅々隅々見てるので、やたらと長い。
スタッフ「ハイ、終わりで~す」
夫も呼んで、診察室へ。
先生「大分出血が多いね。ここに、」
超音波の写真を見ながら、説明を受ける。
写真には
!!!!!でか!!!!
赤ちゃんの横に、私でもハッキリとわかるくらいの、黒い塊があった。
先生「これが血腫です。6㎝くらいあります」
先生「退院してから、安静にしていましたか?」
だって、普通にって言われたもん。
夫「買い物したり、食事に行ったりしました」
先生「買い物も食事も歩くもんね~
退院してからすぐ動くってのは、楽観してたかもね。」
その言葉を皮切りに、夫が反論を始める。
やりとりがあって、
先生「主治医じゃないから経過がわからないけれど、、」
その言葉が彼を激昂させる。
夫「病院として、回答してるんじゃないんですか?!」
やれやれ…先生、汗だらだらになっちゃったじゃん…
とりあえず、入院は免れず。
またか。
すぐ戻ってきちゃったな…
赤ちゃん、元気だったのが、救い。
診察室を出て、指示を仰ぐ。
夫は入院の準備をしに自宅に戻った。
スタッフさんが来る。
私「年齢的なこともあるんですかね…」
スタッフ「そんなことない。私も産科にいたことあるけど。先生も言ってなかったでしょ。」
私「赤ちゃんが元気でよかったです…」
スタッフ「そうよ~手をパタパタしてたもの!」
えっ そうなの?
また涙が出た。
その後、先生が通った。
私「先程は主人が…すみませんでした!!」
先生「いいんです。当然のことですから…」
ほんま申し訳ない。
大丈夫。
入院でもなんでもしたる!
再び入院生活が始まるのでした。